
最近「ウェブはバカと暇人のもの」という本を読みました。
過激なタイトルな本書。「ネットは『ググれカス』な人間だらけ」で始まり、内容もやや過激ですが、ネットにどっぷり浸かっている人が、ネットの現状を徹底的に記しています。
著者は、2006年ごろからニュースサイトのライターをされているネット文化にどっぷり浸かっている方。ぼくは仕事ではもちろん、プライベートでもこのようにブログを更新しているようにネットを使っています。本書の読みどころは「『普通の人』『バカ』の話をしようじゃないか。』ではないかと思います。ネットについての「共感」・「発見」・「納得」が本書に多くありました。
この本かなり面白いです。久しぶりに本の内容に夢中になりました。お時間のある方は是非!

館内には日系人向けの図書館が併設されていました。扱っている書籍は、近年の小説や、ファッション系などの雑誌、日本のドラマが録画されているビデオなど、2009年内に放送・出版されたものも多く扱っていました。
中でも、興味を引いたのは、ブラジル生まれの日系人向けのイラスト入りの日本語教材。パラパラめくり、何気なく写真を撮ったのですが、改めて見ると生活感溢れる単語を掲載しているページが撮影されていました。
リベルダージ地区は、ブラジルへ移民した日本人により形成されたサンパウロ内の日本人街。世界最大規模の日本人街でもあるようです。街灯もリバルダージ地区仕様によるちょうちんをモチーフにしたものが利用されていました。
日本ではおなじみの鳥居もリベルダージ地区内に設置され、現地の日本人移民たちによる郷愁の想いにより建設されたそうです。
歩道のタイルも日本の「紋」をモチーフにしたデザインに。
どことなく中国人にも見える日本人仕様のグラフィティー。
リベルダージ地区内には日本語での看板を掲げた多くのお店が点在。お寿司屋さんやラーメン屋さんもあるほど。どこか懐かしい雰囲気のある理容室も。
日系人の方が密集し形成されているリベルダージ地域。あるお店に入った際に日系人の方に日本語で話しかけられ、地球の裏側で日本語で会話するのは、なんだか不思議な気分になりました。
入り口付近に設置されたレリーフはとても繊細で優雅な作りに。このカテドラル・メトロポリターナは40年の歳月を掛け建設されたそうですが、長い歳月をかけ創造されたのが見受けられました。
ブラジルはキリスト教の振興が盛んな国。国内各所にカトリック・プロテスタントの教会が国内各所に設けられていおり、訪れた当日も平日の昼間ではありましたが、多くの人たちが礼拝に訪れていました。会内での撮影も、関係者の方に撮影の可否を確認し、撮影。
会内にあったステンドグラスはとても美しく、目の前にして立ち止まるほど。元々ステンドグラスは、文字の理解できない人たちに向け、神の教えを解くために、作られたもの。グラフィックデザインの起源でもあると、どこかで聞いたことがあります。








ブラジルへの日本からの直通便はなく、アメリカ・ダラスにてサンパウロ行きへ乗り換え。成田〜ダラス、ダラス〜サンパウロともに約10時間ほど。成田〜ダラス間では、前に座席のない席(CAさんの座席の前の席)によりなかなか寝付けず、ちょっと辛い出だしとなりました。



